POGと重賞の展望を徒然と

2023年の重賞回収率118%

2024_AJCC予想

有力馬が6、8歳馬と4歳牝馬といかにも不穏な今回のAJCC

週末も雨予報☔。年寄り向けのレースになりそう。

少しくらい荒れてもいいのではないか?

 

《各馬評価》

B アドマイヤハレー 牡6  田辺 美浦・宮田

 日曜は坂路で63.8と軽めの調整。

 最終追切は美浦Wで67秒台終い11.9を馬なり。前走から平行線という印象だ。

 重賞で通用する能力があるか疑問だが、先行策がはまれば3着まではあってもいい。

A カラテ 牡8  菅原明 栗東・辻野

 日曜は坂路で57.1-40.8-26.0-12.8と軽め。

 最終追切は終い2Fを12秒台で纏めた。カラテの中では最良の追切の形。掲示板を外していない追切だけに休み明けでも動ける。道悪のフレンチデュピティ祭り開催なるか?

C カルリーノ 牡8  ?? 美浦高橋裕

 出走想定から消えたので削除。

B クロミナンス 牡7  C.ルメール 美浦・尾関

 最終追切は美浦Wの中央より少し外目を回って、64秒台終い11.4秒。江の島Sくらいのデキにはありそう。重賞でどうか?能力の問題。

C サンストックトン 牡5  キングスコート 美浦・鹿戸

 日曜坂路55秒の25.9‐12.7からの最終追切は美浦Wで70秒終い12.0併せ併入。

 鹿戸厩舎としては良い方の追切で、まあ先着してほしかったが…。中山24の早春Sでスローで負けてるからここでは足りるか疑問。

B ショウナンバシット 牡4  横山和 栗東・須貝

 最終追切は日曜坂路を挟み栗東CWで69秒終い11.6と前走と変わらぬデキ。

 皐月賞5着の実績があり中山では世代でも上位の印象。馬場の悪いところから伸びていたので道悪は大歓迎の口だ。

C シルブロン 牡6   ピューヒレク 美浦・稲垣

 好走時は美浦W追いの時に偏っているのに坂路中心の調整。

 ステイヤーズSの疲れが抜けきってないのか?重賞でもやれるだけに残念な内容。

A チャックネイト セ6  キング 美浦・堀

 アルゼンチン共和国杯組は香港ヴァース2着、ステイヤーズS3着と好走が多い。

 東京2500の長い直線ではウィルトスに差されてしまったが、中山の小回りに道悪付きならアル共より粘りやすい。追切内容も堀厩舎らしく好時計で好調を維持。

 京成杯でウンがついた鞍上ならここで初重賞制覇もあっていい。

B ホウオウリアリティ 牡6  大野 美浦・高木登

 追切内容から23年迎春Sくらいのデキはある。小頭数で先行場の少ない当レースに一番合っているといえるのがこの馬。

 4角3番手内なら3‐1-3-3と実に安定。中山なら馬券外は23初富士Sにスルーセブンシーズの捲りで先行勢が厳しくなった展開になった時だけ。

A ボッケリーニ 牡8   浜中 栗東・池江

日曜坂路が58秒とこの馬にとっては遅め。最終CWはいつも通りの内容。

6歳以降G2以下では馬券外が無いのでここでも安定感を買われて1人気か。チャレンジカップから中6週と詰めて使っていることくらいしか不安点はない。

B マイネルウィルトス 牡8 横山武 栗東・宮

追切は及第点。普通に良い。ただ、脚質的に後ろからになってしまうので22年函館記念のように捲っていかないといかないのがしんどいか。衰えが少ないとはいえ8歳なので、ステイヤーズSからの臨戦も気になるところ。紐で押さえたい。

A モリアーナ 牝4  横山典 美浦・武藤

追切は掛かり気味だがコース的には良い。鞍上も好調ノリさんで中山なら安心できる?1800m以上なら秋華賞以外馬券外が無いので小頭数で追走力があるモリアーナならここを制しても。ちなみに前回勝利した牝馬メジロモントレーもノリさん騎乗だ。

C ラーグルフ 牡5  三浦 美浦・宗像

時計は出ているが終い12秒台は気になるところ。札幌記念から久々になるのも割り引きたい。中山自体得意なコースだが鞍上込みで疑問。

●予想

頭数が少ないので4頭に絞って予想。

◎カラテ

〇モリアーナ

▲ボッケリーニ

△ホウオウリアリティ

2024年クラシック世代_牡馬評価

2024年中距離・マイル各クラシック路線を意識して評価していきます。

S~Cまでの4段階評価。

 

≪中距離路線≫

【Sランク】

・ダノンエアズロック 1800~2400 ◁◀◀◁ 美浦・堀厩舎 短期免許

モーリスXモシーン。プリモシーンの半弟。

言わずと知れたダノンのクラシック最有力馬。

新馬戦、アイビーSで見せたスタミナと切れ味は牡馬の中でも最高峰。

アイビーSで下したレガレイラは次走ホープフルSを制する等対戦相手のレベルも上々。

 

【Aランク】

・アーバンシック 2000~2400 ◁◁◀◀ 美浦・武井厩舎 横山武史

スワーヴリチャードXエッジースタイル。ロカの甥でレガレイラと同じ血統構成。

百日草特別は圧巻のパフォーマンス。

次走の京成杯では伸びきれず2着に敗れてしまったが、最後方から捲りの競馬で1頭格の違いを見せた。明らかに東京向きだがダービー向きかはまた別だろう。

鞍上の横山武史Jも最高着順は2着。競馬に器用さが欲しい。

ジャスティンミラノ 2000~2400 ◁◀◁◁ 栗東・友道厩舎 ??? 

キズナXマーゴットディド。半姉にミッションインポッシブル。

栗東馬ながら東京でデビューし快勝。

2着のヘデントールも未勝利戦でOP級のパフォーマンスを見せた。

次走のゆりかもめ賞を勝ってダービー父子制覇に備えるか?

・シンエンペラー 2000~2400 ◁◀◀◁ 栗東・矢作厩舎 C.ルメール

ソットサスの全弟が日本のクラシックに参戦。

素質馬らしく新馬戦のパフォーマンスはG1級。

京都2歳Sを差しの競馬で制し、次走のホープフルはレガレイラの切れ味に負け2着。

どうしても重たい欧州血統なので、冬馬場から春の高速馬場への対応できるかどうかがカギになる。

トロヴァトーレ 2000~2400 ◁◀◀◁ 美浦・鹿戸厩舎 C.ルメール

レイデオロXシャルマント。近親にディアドラ、フリームファクシ。

前走葉牡丹賞は1頭パフォーマンスが抜けていた。

負かした馬も京成杯で好走し、レベルの高さを証明した。

次走の弥生賞が試金石だが、前走同様のパフォーマンスなら皐月賞に一番近い。

・ニュージーズ 2000~2400 ◁◀◁◁ 美浦・木村厩舎 C.ルメール

リアルスティールXミュージカルウェイ。半姉にミッキークイーン

前走新馬戦は先行して上り34.5とかかったが、最後の1Fは11.3と余裕の伸びで5馬身差の快勝劇。キムテツXルメールの黄金タッグでクラシックに向かうなら要注意。北村宏司でも面白い。

・ファーヴェント
・ブエナエンダ

【Bランク】

・アドマイヤテラ 2000~2400 ◁◁◀◁ 栗東・友道厩舎 川田将雅

レイデオロXアドマイヤミヤビ。

小柄な産駒が多いレイデオロの中では490㎏と大柄。

前走1勝クラスではナムラエイハブ相手に2馬身半差の快勝。

急坂の経験がないため、若葉Sあたりを使ってくれると助かる。

馬格的には十分こなせそうだが、先行力がないのが玉に瑕。

・アドミラルシップ 2000~2400 ◁◁◀◀ 美浦・相沢厩舎 戸崎圭太

ゴールドシップXヴィヴァブーケ。ライラックの半弟。

エリザベス女王杯の同日デビューの新馬戦は高パフォーマンス。

ホープフルSでもキャリア1戦ながら4着と姉同様切れ味を見せた。

戸崎Jあたりが続戦だろうか?ライラックもそうなので。

どちらかというとパワー系で時計勝負は不利か。

・インファイター 1800~2000 ◁◀◁◁ 栗東・高野厩舎 ???

エピファネイアXインヘリットデール。近親にフサイチリシャール

勝ち上がりに時間がかかったが、レースセンスは良く先行力もある。

きさらぎ賞のような前目有利なレースなら。

シャンパンマーク
・ジャンタルマンタル 1600~2000 ◁◀◁◁ 栗東・高野厩舎 川田将雅

パレスマリスXインディアマントゥアナ

無敗の朝日杯馬。ただ、クラシックで通用するかはまた別問題。

まず33秒台の上りを使ったことがない。(パレスルーマーのジャスティンパレスは腐ってもディープの子)

馬体もマイラー寄りでこなせて2000が限界だろう。

切れ味と距離の壁に対応できるかが問題だ。

・ファビュラススター 1600~2000 ◁◁◀◁ 美浦・萩原厩舎 横山武史

エピファネイアXヴンダーゾンネ。

馬場距離への対応力は高い。コーナリングも◎

中山の方が合っていそうな印象で、切れ味勝負に付いていけるかが問題か。 

・ヘデントール 2000~2400 ◁◁◀◀ 美浦・木村厩舎 C.ルメール

ルーラーシップXコルコバード

新馬戦は先行したジャスティンミラノに置いてかれてしまったが、未勝利を快勝。

後方からの脚質なのが難点。捲る競馬しかしていないが重賞でどうか。

・べラジオボンド 1800~2400 ◁◀◁◁ 栗東・上村厩舎 岩田望来

ロードカナロアXダンサーデスティネイション。

弾むような走りで新馬戦を快勝。

軽い馬場向きだが急坂をこなすパワーもある。

鞍上の初クラシック制覇を狙うには十分な素質馬だろう。

 

≪マイル路線≫

【Aランク】

・エコロヴァルツ
・エコロブルーム
・ジュンゴールド
・ゴンデバーカーブース
・ダノンマッキンリー
・ノーブルロジャー

【Bランク】

・ショーマンフリート
・シックスペンス
・スマートスピア
・サトミノキラリ
・ゼーゼマン
・チャンネルトンネル
・ドリーミングアップ

 

暮れの中山_最後のG1ホープフルS_注目馬7頭の短評

有馬記念ではタスティエーラの夢が破れ、3年連続の外れ。

タイトルホルダーの引退式が見れてよかったです。

種牡馬になっても頑張れよ、タイトルホルダー!

 

さて、暮れの中山最後のG1ホープフルSですが出走想定が多く、

去年に続くフルゲートの様相。昨年は大荒れでしたが、今回はどうか?

 

ホープフルSの注目馬〉

1.アドミラルシップ C

ライラックの弟、ブラックホールの全弟のゴールドシップ産駒。

11月京都の新馬戦でデビューすると好位の外目から追走し、上がり最速で差し切った。

クッション値9.4で現在の中山に近い数値のなのもいい。

最終追切は外目から優秀な時計で走破しており楽しみな1頭だ。

 

2.ヴェロキラプトル B

新馬戦で三浦皇成の1000勝を決めた馬。

前走は久々に阪神開催の野路菊Sを3番手から上がり最速で押し切って快勝した。

3番手から押し切った内容は評価したいが、戸崎騎手への乗り替わりが懸念点か?

 

3.ゴンバデカーブース B

今年のサウジRC覇者

ボンドガールとシュトラウスの競り合いを横目に差し切った

ブリックスアンドモルタルXディープインパクトの血統が示すように

広いコースが合いそうで東京マイル向き

中山2000をこなすのは難しいのでは?

 

4.シリウスコルト A

前走は芙蓉Sを快勝、機動力に富んだ素晴らしい内容

マクフィXゼンノロブロイと渋めの血統でどちらかというとダート寄り

ミスプロ系は去年のドゥラエレーデと同じで先行力もある

新潟2歳では阪神JF覇者アスコリピチェーノに

0.8秒差と離されながらも上がり2位で5着

総合的な能力は非常に高い一頭。鞍上に初G1を

 

5.シンエンペラー A

凱旋門賞馬ソットサスの全弟

前走は京都2歳Sを快勝。新馬戦でも高パフォーマンスを見せており、

クラシックでも有力な1頭。今回はムルザバエフJが騎乗

広いコースの経験しかないのがマイナスか?

小回りの中山2000を後ろからとなると厳しいが、新馬戦のように先行できれば

 

6.センチュリボンド C

暮れの有馬記念ハーツクライ産駒で武豊Jを制した後に

キズナ産駒のセンチュリボンド。

母父ヘニーヒューズとダート向きな気もするが、

黄菊賞を番手から押し切ったように先行力が高く面白い一頭。

もろルメールの標的にされそうだが?

 

7.レガレイラ A

ドゥラドーレスの妹でスワーヴリチャード産駒

出遅れ癖があり後ろからになりやすいのが難点

多頭数も経験したことが無く、上りはどんな馬場でも良いものを使えるが

G1はルメールが選んだ馬を買えばいい

 

2023有馬記念_各馬分析

・アイアンバローズ

差し一辺倒の競馬しかしてこなかったが、

前走のステイヤーズSは逃げを打った。ただ、3600mの距離や1年ぶりの高クッション値に恵まれたところが大きく中山2500だと大きく割引。

 

・ウインマリリン

前走BCMFでは、インスパイラルなど欧米の有力馬と走り4着。ただ牝限だし…。中山2200オールカマー制覇など非根幹への適性は高く、この馬の先行力が活きる展開になれば…。

 

ジャスティンパレス

阪大制覇から天皇賞・春制覇、宝塚3着、天皇賞・秋2着と怒涛の勢いの一年だったパレスさん。

非根幹の勝ち鞍も神戸新聞杯があり小回りも地味にこなせる。器用すぎんか?

脚質的に差し追込になりがちだが、継続騎乗の武史なのでそこまで気にする必要もなさそう。

明らかに有力な1頭。

 

・シャフリヤール

前走BCターフは3着。オーギュストロダン・アップトゥザマーク相手なら健闘した方だろう。

重馬場は苦手だし香港からの頓挫参戦と考えると今年の有馬記念は厳しい。

 

・スターズオンアース

前走JCではほぼ大外枠から先行の競馬で3着に粘りこんだ。先行馬総残り前有利の展開だったので割引は必要。中山での勝ち鞍はないが、ライラックの差込に屈したフェアリーで2着があるのでこなせないと言うことはない。鞍上ルメールと共に安定感が強い。

 

・スルーセブンシーズ

前走凱旋門賞では宝塚2着の勢いから4着に激走。重賞勝ちは中山牝馬のみだが、稍重・重馬場での勝利歴もあり冬の中山は苦手な舞台ではない。

ドリームジャーニーもグランプリをこなしたしステゴ系は斤量に強いためここでも勝ち負け。

 

・ソールオリエンス

前走の菊花賞では初めて連対を外したが前有利の展開で後方一気なら仕方ない。

ダービーのようにスロー展開なら前にもつけられるが基本的には差し馬。川田なので先行するイメージもあるのが怖いところ。上手く溜めればと言う馬だけに鞍上との相性が不安だ。

 

・タイトルホルダー

有馬記念は2年参戦して5着→9着。

アイアンバローズの大逃げの番手逃げになりそう。今年の秋から復調気配がありJCでも5着と健闘。菊花賞凱旋門賞の疲れに悩まされた過去二戦と違い仕上がりも良好なので日経賞連覇の実績ならば!

 

・タスティエーラ

エピファネイア以来のクラシック全連対を達成。

前走の菊花賞もモレイラの控えた騎乗が展開に合わなかった不運な印象。

ソールと共に重馬場の皐月賞をこなしているし馬場の問題もない。新馬戦の手綱を取ったムーアがわざわざ来日するというのも力強い。ムーア自信の年間GⅠ20勝の偉業、タスティエーラにもオペラオーの年間獲得賞金の更新がかかっているがどうだろうか。

2023_エリザベス女王杯_想定

アートハウス ◁◀◁◁ 牝4

中内田充正厩舎 坂井瑠星 三島牧場

1週前:栗東坂路 55.6‐39.4‐24.9‐11.9

最終追切がCW終い11秒以下・併せ先着ならOK

前走は中山牝馬Sで中34週と長期休養明けなのが不安か

イズジョーノキセキ ◁◁◀◀ 牝6

中村直也厩舎 岩田康誠 沖田哲夫

1週前:栗東坂路 65.3‐46.4‐29.3‐14.2

木曜は66秒終い11秒加速まとめのCW追い

最終追切次第だが、年齢と好走歴がないのはネック

ククナ ◁◀◀◁ 牝5

栗田徹厩舎 浜中俊 ノーザンF

1週前:美浦坂路 57.7‐40.9‐26.5‐13.1

もう少し負荷が欲しかった。だが、七夕賞で久々の重賞連対。

小倉記念はあっさりだったが、再度休み明けの大駆けも?!

ゴールドエクリプス ◁◀◁◁ 牝4

大久保龍志厩舎 岩田望来? 北勝F

1週前:栗東坂路 66.9‐48.4‐31.1‐15.0

微妙な時計なのはいつも。

最後は50秒以下の坂路かCWで併せていれば買いたい。

サリエラ ◁◁◀◁ 牝4

国枝栄厩舎 マーカンド ノーザンF

1週前:栗東坂路 57.6‐41.9‐27.4‐13.7

前走後は栗東滞在にて追切も普段は南W追いが主体の馬なのに、

CWで1本しか時計を出していない所が気がかり。

ジェラルディーナ ◁◁◀◀ 牝5

斉藤崇史厩舎 ムーア ノーザンF

1週前:栗東CW 90.8‐70.2‐50.4‐32.1‐15.7

日曜は軽めのCW追いを消化。

木曜追いで2週連続時計を出しており問題はなさそう。

シンリョクカ ◁◀◁◁ 牝3

竹内正洋厩舎 木幡初也 下河辺牧場

1週前:美浦W 99.5‐78.9‐60.2‐42.1‐26.0‐12.2

新馬戦以来の南W追いに変更。新馬ほどの負荷はないが。

ディヴィーナ ◀◀◀◀ 牝5

友道康夫厩舎 Mデムーロ ノーザンF

1週前:栗東坂路 56.7‐38.9‐25.0‐12.7

府中牝馬S程の好時計ではない。

最終坂路で好時計なら初距離もこなしそう。

ハーパー ◁◀◁◁ 牝3

友道康夫厩舎 川田将雅 ノーザンF

1週前:栗東CW 85.2‐70.3‐54.9‐38.5‐23.2‐11.3

レース1週後から意欲的に追い切っている。

オークス時の追切パターンと同じで距離を意識しているのが良い。

ビッグリボン ◁◀◀◁ 牝5

中内田充正厩舎 西村淳也 下河辺牧場

1週前:おそらく月曜坂路

京都大賞組は次走のアル共杯で大暴れした。

牝馬重賞では②①と好走を続けており、巻き返しに期待したい。

ブレイディヴェーグ ◁◁◀◀ 牝3

宮田敬介厩舎 Cルメール ノーザンF

1週前:栗東坂路 56.8-40.9-26.9-13.4

脚部不安があるためか木曜にCWにて67秒終い10.7を出しているのみ。

前走はしっかりと攻めていたので不安は大きい。

マリアエレーナ ◁◀◁◁ 牝5

吉田直弘厩舎 三浦皇成 日高大洋牧場

1週前:栗東坂路 67.6‐48.8‐31.6‐15.6 2本

オールカマーは3着に終わったが、1か月以上の入念な追切を消化。

状態の上向きを期待したい。

ライラック ◁◁◀◀ 牝4

相沢郁厩舎 戸崎圭太 杵臼牧場

1週前:美浦坂路 55.0‐40.0‐25.9‐12.7

前走程入念に追い切られてはおらず時計は1週前の美浦Wと日曜坂路のみ。

最終追切でどこまで仕上がるかがカギか。

ルージュエヴァイユ ◁◁◀◀ 牝4

黒岩陽一厩舎 松山弘平 社台F

1週前:美浦坂路 56.1‐41.2‐26.5‐12.9

前走もそこまで攻めてなく良くも悪くも同等の状態か。

ローゼライト ◀◁◁◁ 牝5

清水久詞厩舎 和田竜二 土井牧場

1週前:栗東坂路 68.8‐49.8‐32.6‐16.0

前走後は今週から追切開始。

前走もそんな感じなので上積みがあるかどうか。

ブリーダーズカップ/フィリー&メアターフ_想定

BCフィリー&メアターフサンタアニタ 芝 2000m

引用元:JRAホームページより

https://www.jra.go.jp/keiba/overseas/country/america/santaanitapark.html

東京2000のようにカーブの途中からスタートする設計。

カーブは下り坂になっておりダートコースを横切って400m、

その後に全周1600mの福島競馬場みたいな小回りコースを走る2000m戦。

4角からゴールまでは300mと中山より短い。

なかなかの混戦模様だが、いいメンバーが揃った。

 

A インイタリアン In Italian 米 1600~1900m ◀◁◁◁ 逃

Dubawi X Redoute’s Choice

昨年のメアターフ2着馬。

G1は計4勝、2着3回、3着1回と馬券内パーフェクト馬。

サンタアニタは初だが、

キーンランドで2‐2‐0‐0と小回りへの適性は高い。

1900mまでしか距離を経験したことがないため、100mの距離延長がどうか?

ダイアナSで1800mを1:45.06のレコードで走破しているように、

ハイペースも得意な快速馬

近走はハナ、アタマ差で惜敗を屈しているが、

前年と同じローテンションで連対を外さずにこの舞台を迎えられたのは大きい。

 

A インスパイラル 英 1400~1600m ◁◁◀◁ 差

Frankel X Selkirk

G15勝の英国のマイル女王が初の2000m戦に挑む。

ドーヴィルのジャックルマロワ賞を連覇しているように、

米国のトラックコースというのは問題なさそう。

初の米国遠征、初の2000mと課題は大きいのでマイル戦ほどの信頼感はない。

その上で後方からの豪脚をいつも通り繰り出せるか?

 

B ウィズザムーンライト 愛 1600~2000m ◁◀◁◁ 先

Frankel X Dubawi

22英オークス11着後米国に移籍。

ベルモントオークス2着などG1で3度2着のシルバーコレクター

G2を3勝しているように実力はあるが、通用するための武器が無く、

前走のEPテイラーSではファーヴェントに圧勝を許すなど、

やはりG1では実力不足という感じが否めない。

 

B ウインマリリン 日 2000~2400m ◁◀◁◁ 先

昨年はエリザベス女王杯2着、香港ヴァーズで初G1制覇を達成。

今年に入ってからは目立った成績が無い。

が、美浦坂路の工事期間と札幌記念オールカマーが被った不運もあった。出国前はしっかりと坂路メニューを消化しCWでも悪くない時計。

鹿戸厩舎としては準備しつくした状況なので、復調すればここでも上位。

 

A ウォームハート 愛 2000~2400m ◁◀◀◁ 先差

Galileo X Fanstnet Rock

今夏に突如、欧州中距離牝馬路線のトップに君臨した新星。

ヨークシャーオークスヴェルメイユ賞共に好内容。

ヨークシャーオークスは2:25秒台と今年の欧州G1でもトップレベルの内容だった。時計面は心配ないだろう。

早めに抜け出してからの勝負根性は一級品。

欧州と異なるペースに惑わされなければ普段通り中団から早めに捲るか?

 

C クロージングリマークス 1600~1800m ◁◀◁◁ 先

Vronsky X Unusual Heat

2000の実績もなく(3戦馬券外)、重賞好走も1600‐1800m。

近走はG2を連勝していたが、

G2ロデオドライヴSで亜出身の名牝ディディアに完敗。

デルマーで連対しているように小回りは得意そう。

しかし、G1では力及ばずか…。

 

A ジーナロマンティカ 1200~1900m ◁◁◀◁ 差

Into Mischief X Unbridled's Song

前走ファーストレディSではインイタリアンを差し切って勝利。

今回も先行勢は厳しそうで、持ち前の末脚が伸びれば。

昨年、インイタリアンが制した舞台から勝利を目指す。

第1希望のBCマイルに出走することに。そちらなら期待大。

 

D ステートオカーション ◁◁◀◁ 差

前走はオペラ賞5着。

リステッド勝ちのみだとここでは最低評価。

 

S ディディア 米(亜) 1600~2000m ◁◀◀◁ 先差

Orpen X Rainbow Corner

ブラジル生産の牝馬で2000のG1を2連勝して米国に移籍。

初めての米国G1ニューヨークSではしっかりと2着を確保し、

G2に降格したとはいえ好メンバーのロデオドライブSでは、

1:59.79と最低限の基準時計で勝ちきってみせた。

実績不足だが、デルマーオークス馬アニゼットやクロージングリマークスを

下した勢いは不気味。鞍上V.シュミノーと共に久々のG1勝利を狙う。

2019マース6着、2016アヴェンジ3着、2014エモリエント9着、2013ティズフラーテイシャス6着、2012マーケティングミックス2着と同じサンタアニタ開催で優勝馬が出ていないのが気がかりか?そんなんだから降格するんだよ

一応アルゼンチン時代だが、小回り2000mを1:56.81を高速馬場のサンイシドロとはいえ記録して4馬身差の圧勝をしている底力で過去の勝ち馬たちを乗り越えていけるのか。

 

A フェヴローバー 1600~2000m ◀◀◁◁ 逃先

Guaifan X High Chaparral

昨年から米国に移籍してきた。英1000ギニー3着などの実績はあったがG1未勝利だった。

前走G1EPテイラーSウィズザムーンライトとモイラ

G1ビヴァリーDSではジーナロマンティカを下し米国G1では2‐0‐2‐0と安定。

一方でカナディアンSではモイラに敗れるなど謎。

前走は不利を受けながらも3番手から抜け出しての勝利していて強かった。

 

B マーキュリック 2000~2400m  ◁◁◀◁ 差

昨年のベルモントオークス馬。1年間G1勝利から遠のいている。

2000m戦では連対を外しておらず、末脚が活きればここで復活勝利も…。

 

B モイラ 1600~1900m ◁◁◀◁ 差

Gohstzapper X Unbridled's Song

昨年の5着馬。素質は高い。

カナディアンSでフェヴロバーを破るも次走は敗れる。

溜めて差すタイプなので、展開利は欲しい。距離はこなせる。

 

B リンディ 1600~1800m ◁◁◀◀ 差追

Le HavreX Rock of Gibraltar

G12着が2度。内でも外でも溜められる馬。

末脚の切れ味は十分でG1でも通用する。展開利は欲しいが。

 

C ルミエールロック 2000~2400m ◀◀◁◁ 逃先

前走はオペラ賞3着。時計勝負になると苦しい。

 

 

菊花賞_血統と馬体重

秋華賞はリバティアイランド、ハーパーから買ってガミりましたw

今週は菊花賞。23年ぶりの皐月賞馬とダービー馬の激突。楽しみです。

血統の傾向

近年はサンデー一強。

ダンスインザダーク以降のサンデーの隆盛が凄まじく、

阪神開催2年を除く25年で16勝という勢い。

完全にサンデーを含まない馬は、2002年ヒシミラクルまで遡ります

今回の父サンデー系はサヴォーナ、サトノグランツ、ショウナンバシット、ソールオリエンス、ダノントルネード、ナイトインロンドン、パクスオトマニカ、ハーツコンチェルト、マイネルラウレア、リビアングラスの10頭。

母父サンデー系は、ウインオーディン、シーズンリッチ、タスティエーラの3頭。

例年通りなら合計13頭にチャンスがあると言える。

父サンデー系の母父はNasrullah系やパーソロン系など

1、2世代前に菊花賞で強かった血統が並ぶ。

馬体重の傾向

わかる範囲で…。

最軽量が438㎏ライスシャワー

440㎏台がディープインパクトメジロデュレンサクラスターオーの3頭。

450㎏台がビッグウィーク、マヤノトップガン、コントレイルの3頭。

460㎏台がヒシミラクルミスターシービーオルフェーヴルの3頭。

470㎏台がナリタブライアンセイウンスカイシンボリルドルフの3頭。

480㎏‐490㎏台が19頭と圧倒的。

500㎏以上はゴールドシップスーパークリークダンスインザダークマチカネフクキタルデルタブルースキタサンブラックの6頭。

470㎏以下で勝利してるのは三冠馬かG1馬がほとんど。サンデー系不在なのも面白い。

ちなみに天皇賞・春古馬だからなのか58㎏でも470台の活躍が多い。

阪神菊花賞牝馬が好走するようなレースなので…。

今年480㎏以上で出走できそうなのは、ウインオーディン、サヴォーナ、サトノグランツ、ショウナンバシット、シーズンリッチ、タスティエーラ、ダノントルネード、トップナイフ、ナイトインロンドン、ノッキングポイント、ハーツコンチェルト、ファントムシーフ、マイネルラウレア、リビアングラスの14頭。

 

どちらも該当するのは、ウインオーディン、サヴォーナ、サトノグランツ、ショウナンバシット、シーズンリッチ、タスティエーラ、ダノントルネード、ナイトインロンドン、ハーツコンチェルト、マイネルラウレア、リビアングラスの11頭。

ソールオリエンスが非該当なのが不穏か?少しでもプラスならいいが…。