POGと重賞の展望を徒然と

2023年の重賞回収率118%

凱旋門賞_展望

今年のフランスは晴れ間が続いており、良馬場での開催が見込めそう。

近年だと2014‐2016、2018が良馬場での開催。

いずれも愛・英・仏馬の活躍が目立ち独馬にはやや厳しい状況。

最終直線での位置取りをみると、

18エネイブがが3番手、16ファウンドが5番手、15ゴールデンホーンは2番手、14トレヴは6番手だった。

穴馬も18クロスオブスターが10番手、16オーダーオブセントジョージは4番手、15フリントシャーが3番手、14フリントシャーが7番手。

凱旋門賞でよくある後方からの追い込みで勝ち切るイメージは少ない。

 

断然の1番人気想定は、エースインパク

仏ダービーを鮮烈な差しで制した。

2着のビッグロック古馬相手にG1戦線で活躍しており、本馬にかかる期待は大きい。

強いて言えば、同厩舎の仏ダービー馬のヴァデニ愛チャンを経由していたが…。

出遅れ癖が出てきたので後ろからになるのもマイナス。

 

エースインパクの対抗馬と言えるのが、ファンタスティックムーンだろう。

今年の独ダービー馬で、古馬初戦のダルマイヤー大賞ネイションズプライド2着

前哨戦のニエル賞フィードザフレイム相手に制した。

前でも後でも折り合える操縦性の高さが武器。

父Sea The Moonは凱旋門賞を前に頓挫して無念の引退。子供が悲願を叶えるか?

 

3番手は古馬の代表格となってしまったフクム

本当はパイルドライヴァーネーションズプライドが担うべきなのだが…。

上記の2頭が出走してこないならフクムである。

あのバーイードの全兄で目下3連勝。

ドバイのようなスピードレースだとウエストオーバーの方が上かもしれないが…。

 

4番手がオークシャーオークス2着からの参戦のフリーウインド

重賞4連勝など勢いがあったが、近走は不利が続いたため不振だった。

前走は初G1で結果を残した。何よりデットーリの継続騎乗。期待は大きいがこの馬も後ろからだ。